Aksak Maboul Before Aksak Maboul(documents & experiments 1969-1977)
artist : AKASAK MABOUL
title : Aksak Maboul Before Aksak Maboul(documents & experiments 1969-1977)
label : CrammedLab / Les Editions de la Bascule
catalogue number / barcode :
LP : C-Lab02LP / 876623008634
CD : C-Lab02CD / 876623008637
The LP includes an 8-page 12” booklet
The CD comes with a 16-page booklet
発売日:2025/10/17
Track listing
1. Here and Now, a Free Rock Tentet (1969)
2. Riot in the Solbosch (1970)
3. Abstract and Concrete (1972)
4. Five Sketches for a Short Film (1972)
5. Lost in the Farmhouse (1973)
6. Modular Excursions at John’s (1975)
7. Kosmischer Afternoon (1975)
8. The Big Slide (1976)
9. Gyrovagations (1976)
10. Imaginary Travels with Chris (1976)
11. Proto-Kefak (1976)
12. Didn’t Make It 1: Balinoid (1977)
13. Didn’t Make It 2: Angeloid (1977)
14. Java Ney (1977)
15. Didn’t Make It 3: The Missing Dance (1977)
16. Freeform Rock/Captain Crab/Softly Sometime
17. Sérénade de Paris/Miracle Fence
LPに収録されているのはTR1~5,8~15の13曲
TR6~7,16~17の計4曲はCDのみに追加収録
長らく忘れ去られていたオープンリールテープやカセットテープから回収された、
先史時代の痕跡を辿るこのコレクションは、
1977年に伝説の実験ポップバンド、アクサク・マブールが結成されるに至った経緯を紐解いていく。
ある種の成長物語とも言えるこの物語は、
1969年、19歳のマルク・オランデルとパオロ・ラドーニが
サイケ・ロックとフリー・ジャズを融合させた音楽を演奏するバンドを結成するところから始まる。
「ヒア・アンド・ナウ」(後に同名でイギリスで結成されたバンドとは一切関係がない)と
名付けられたこのバンドは、たちまちワイルドな10人編成のバンドへと成長し、
アマチュアコンテストで優勝、伝説的なアムージー・フェスティバルの旋風に巻き込まれた後、
当時名声を博していたフランスのレーベル BYGレコードとレコード契約を結ぶ
(しかし、結局は何もリリースされなかった)。
さらに多くのミュージシャンがコレクティブに加わり
(後にアクサク・マブールのメンバーとなるヴァンサン・ケニスとデニス・ヴァン・ヘッケを含む)、
コレクティブは1972年に解散した。
1973年から1977年にかけて、
マルク・オランデルは一連のソロレコーディングとコラボレーションに取り組み、
アクサク・マブールの音楽の骨格となる更なる要素を探求した。
17曲、80分の音楽の中で、
私たちはフリーロック、即興、準クラウト、
モジュラー/アンビエント・エレクトロニクス、ピアノ曲、パーカッション、
そして様々な実験やスケッチの瞬間を巡り、
後にアクサク・マブールがどのような存在になったのか、
そしてどのような存在にならなかったのか
(しかし、なり得たかもしれないのか)を暗示する。